建築に憧れてデザインから製作のほうに

もともと建築デザインが好きで、設計のほうでがんばっておりましたが、家業である鉄工所を営むことになりました。

そこで、自分のこれまでの経験や思いをモノつくりに反映出来ればとおもっています。　設計事務所にいるときにこんな事出来ない

だろうか？　もし、自分が作るとしたらこんな風にやりたい・・・いろんな思いを巡らせていました。

だったら、そんな風に思ってらっしゃるオーナー様、デザイナー様、工務店様がいらっしゃる思います。　でも、鉄骨の知識や金属

に関する情報はあるけど、どれを選んでいいかわからない。　例えば、シンプルにもレベルがあると思います。1〜10まであるすれば

すごくシンプルなモノを10とすれば、シンプルなモノでも少し個性がほしい、シンプルの中でも自然なものを連想させるものが良い

とか、シンプルな形状なのだけど、手仕事のあとがみたい・・・いろんなレベルがあると思います。　そんなご要望にお応えできる

ように常にお客様のこだわりに沿うようにがんばっています。それが僕らの考えです。

ちょうどいい所に居ること。

日頃は、木造がメインの地元のハウスビルダー様、なかなか鉄工所とご縁がないかも知れません。

木との取り合い部分を悩まれたり、近くに鉄工所はあるけど、どうも久しぶりに工事を発注するのでなんだかコミニケーションが

うまく行きそうもない。　しかも、現在進行形のデザインには鉄工所の感覚がにぶい。　そんな時に僕らにお声がかかります。

木造の取り合いなど、意匠を考えそして強度も同時に納めるという風に僕らはいつも考えています。

もちろん、こちらからのご提案などもさせて頂いております。　設計経験のある鉄工所から、ホームビルダー様の設計課のところ

まで、ちょうどいい距離にいつも居たいと思っております。　そして、現場サイドから鉄工所までの距離のちょうどいい間隔で保つ

という心構えで製作、取り付けまで行っております。

いつでも相談できる鉄工所である距離感を大切に、大きな物件は出来ませんが、ちょうどいい距離にはいつも居ます。

難工事などで培われた現場力で図面作成。

当社の場合は、製作モノだけでなく現場仕事が工事の約半数を占めます。　そんな中でも大手メーカー様や大手の鉄工所さんが

敬遠して出来ないような案件なども多数あります。　当然、無理難題を抱えた現場での作業が多くなります。

その工事の中でノウハウを積んでいきそれをデザインなり、製作に反映しております。

現在、全国から図面作成依頼を頂いております。　「現場と製作に精通している、設計経験があることろを探している」という

お話をいただいております。　現場と製作サイドからのご提案、設計業務経験を生かした設計目線でのご提案など一般の建築系の

鉄工所では思いつかないような納め方など、臨機応変に対応しております。

特に、現場での改造工事などは即断即決が求められますので、現場力のパワー全開です。　今までは既製品を我慢して使っていた

というお話はよく聞きます。　多数の難工事での現場力ならでは、「オサメル」　というところでは好評を頂いております。